商社マンの労働時間は年々減っており、最近ではむしろ超ホワイト企業になってきていると思う。
一昔前であれば残業で終電を逃すのが当たり前、土日も出勤するというようなこともあったが、社会全体の流れとて残業を減らしていく風潮となっており、商社も例外ではない。
最近では残業をするためには事前に申請を行わなければならず、申請して残業するくらいなら、帰った方が良いという感じになっている。
ここでは商社マンの労働時間についてみていきたいと思う。
商社マンの勤務時間は減少傾向
今やスマホの普及によって、社内で会議をする時間以外は会社に出社する必要性はどんどん少なくなってきている。
電通とはじめとした大手企業の長時間労働が問題となったことで、社会全体として長時間労働を辞めようという流れになっており、商社でもその取り組みを推進しているところがほとんどであろう。
商社の中では特定の曜日は完全に残業が禁止であったり、フレックス勤務を導入したり、朝残業を推奨したりと、社員の労働時間を短くするような取り組みはどんどん始まってきている。
今後はテレワークや在宅勤務を導入する企業も増えてくるのではないだろうか。
商社マンは激務だというイメージを持っている人は多いとは思うが、今の商社マンの労働時間の実態を知ったら、驚く人は多いだろう。
以前の商社マンは激務で忙しかった
商社マンの労働時間が短くなってきたのは、ほんとここ数年のことである。
私が入社したリーマンショック前後の頃には、残業している人は多かったし、月に100時間以上残業するという月もあった。
今も仕事量が大幅に減ったという訳ではないが、商社全体として業績が好調であることから人材も増えて分業が進んでいるし、社内の無駄な会議を無くそうという取り組みもあったりして、一人当たりの負担は以前に比べると減っている。
また私の営業の経験からすると、仕事のほとんどは会社に行かなくてもできることが多く、外や自宅からでもスマホがあれば十分に対応することができる。
このようにスマホの普及という時代の流れも、商社マンの勤務時間減少を後押ししたと言えるだろう。
商社マンは夜中に仕事をすることもある
商社マンは海外と仕事をすることも多いため、時差の関係上夜中も作業しなければいけないこともある。
以前であればそのために対して仕事が無くても会社に残って残業をしていたが、今は自宅からスマホで対応するという事がほとんどだ。
一旦会社を出てしまえば仕事から解放されるという訳ではないが、仕事が終わればジムに行ったり、友人と飲みに行ったりと時間を有意義に使うことができるので、最近では仕事もプライベートも充実しているという商社マンは多いだろう。
夜遅くに自宅から対応しなければいけないこともあるが、商社マンの仕事はそういうものだし、給料も高いので納得して仕事をしている人がほとんどだと思う。
⇒【商社マンのスーツ】
まとめ
商社マンの中には今も激務で忙しいという人もいるとは思うが、今は昔に比べると労働時間は大幅に減ってきているという事ができるだろう。
勤務時間が減ることによって残りの時間をプライベートなことに使うことができ、リフレッシュすることができて、その結果仕事の効率も上がっていると思う。
もし商社の仕事に興味があって、激務だからと敬遠している人がいれば、今はかなりホワイト企業となっているので、安心して採用試験を受けてみると良いだろう。
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