総合商社は取り扱っている商品が多岐にわたっていることから、当然ながら儲かっている商品と儲かっていない商品がある。
儲かっている商品を取り扱っている部署は花形と呼ばれ、会社の稼ぎ頭で多くの人が希望する部署であることが多い。
ここでは商社マンの花形部署、違いや見分け方、出世の可能性についてみていきたいと思う。
総合商社の花形部署は会社によって異なる
商社マンの花形部署は会社によって得意分野が異なるため、会社ごとに異なってくる。また資源価格の推移など外部要因によっても大きく変わってくることがあるが、会社が伝統的に得意としている分野もあったりする。
花形部署を判断する一番わかりやすい方法は、利益を出しているかだ。利益を出していれば会社としても投資資金を入れるし、人材も投入することから部署が大所帯であることが多い。
花形部署は人気だし配属も多い
会社の稼ぎ頭である花形部署は、多くの人が働きたいと思うため、人気が高いことが多い。特に新入社員の配属希望では、花形部署を志望する人が多くなることだろう。
花形部署は業績が伸びていることが多く、将来的に向けた人材が必要であったり、多くの人材を抱える懐の深さがあるので、新入社員が配属される数も多くなる。
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花形部署で出世するのは簡単ではない
花形部署に配属されれば出世する可能性が高いと考える人は多いが、必ずしもそうとは限らない。花形部署はそもそも人数が多いため、その中での競争が激しく、出世するのは容易ではないだろう。
もし花形部署で競争に勝ち、出世することができれば、最終的に社長や役員になれる可能性は高いと言えるだろう。そのため花形部署での出世は簡単ではないが、出世することができれば、上の方まで行ける可能性が高いということができる。
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花形部署は給料が高い?
商社マンのボーナスは会社の業績・部署の業績・個人の成績などの要素によって決まってくるため、花形部署に配属されれば他の同期と比べると給料が高くなりやすいと言えるだろう。
ただ会社は前年の実績をベースとして翌年の予算を決めていくため、常に成長し続けなければならず、徐々にハードルが上がっていくというのも事実である。花形部署は高い予算を設定されることが多いが、それを上回る結果を残すからこと花形であるのである。
商社マンは花形部署で働くべき
せっかく商社マンになるのであれば、是非とも花形部署で働くことをおすすめしたい。花形部署は勢いがあるし、投資できる金額も他の部署に比にはならず、できる仕事も全然違ってくるだろう。
ただ花形部署に配属されたからと言って傲慢になってしまってはいけない。現在その部署が花形であるのは過去の先輩が作ってきたものであり、今後も花形であり続けるために仕事をしていくという気持ちが重要である。その過程を経験できるという意味では、花形部署で仕事をするのは貴重な経験となるだろう。
まとめ
花形部署は会社によって異なってくるが、稼ぎ頭で色々と優遇されているため、入社すればどこが花形であるかすぐにわかることだろう。商社マンになるのであれば、花形部署で働く経験をした方が、より充実した会社員生活を送ることができると思う。
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