商社マンは給料が高い、仕事が忙しくて激務、遊び人が多いなどさまざまなイメージを持っている人は多いと思うが、実際には現実とかけ離れているということもある。
ここでは総合商社に勤務した経験から、商社マンの実態と世間の勘違いについて紹介していきたいと思う。
⇒【商社マンの英語・語学力】
商社マンは貯金が多いという勘違い
商社マンの給料が高いというのは疑いようもない事実であるが、それがそのまま貯金額の多さに直結するという訳ではない。
給料が多ければ貯金が多くなる傾向は確かにあると思うが、商社マンはその分プライベートでも浪費してしまう人が多い。
マイホームを買うにしても都心の一等地のタワーマンションを9,000万円の住宅ローンを組む人もいるし、車は高級外車を乗り回しているし、休みは家族全員ビジネスクラスでハワイにいくという人もいたりする。
商社マンはプライドが高い人が多く、世間のイメージを崩したくないという思いから、生活水準が高くなってしまうのだと思う。
一度上げた生活水準を落とすことは難しく、その後も高コスト体質が続いてしまう。
商社マンと結婚したいという女性は多いが、その理由は給料が高いからであり、そうなると結婚後もお金を使う生活が続いていくだろう。
⇒【商社マンの妻の生活】
商社マンは激務で忙しいという勘違い
確かに以前は商社マンと言えば激務の象徴みたいなところはあったと思う。
しかしながら最近では残業を規制するようになってきており、事前に申請が必要だったりする。
また会社も中途採用や新卒採用の人数を増やして、1人当たりの労働量を減らそうと努力している。
フレックス勤務を導入している会社や部署もあり、商社マンの労働環境は相当ホワイトになっていると言えるだろう。
もちろん会社を出たから仕事から解放されるという訳ではなく、時差の影響から夜も自宅で対応することはあるが、労働環境が大幅に改善しているのは間違いないだろう。
労働時間が短くなったことで、プライベートの時間が増え、その結果最初に見た浪費が増えるという循環になっているともいえる。
商社マンは飲み会好きで遊び人という勘違い
商社マンと言えば相当な量の酒を飲んで、接待や宴会、合コン三昧というイメージがあるが、最近ではそういう機会も減ってきている。
会社も経費削減のために顧客との接待の機会を減らすようにしている。
社内の飲み会でも最近はお酒をあまり飲まない若手も増えてきて、以前と比べると回数は相当減ってきているだろう。
以前は残業が多かったからそのままの流れで飲みに行くという機会も多かったが、今は残業が厳しくなっているのも影響していると言えるだろう。
接待や飲み会の機会が減ったことによってプライベートの時間は増えるのだが、そこで合コンをする人としない人は完全に二極化していると言えるだろう。
確かに合コンが好きな商社マンは多いが、それと同じくらいにほとんど行かないという商社マンも多い。
もし商社マンと真剣に交際して結婚したいのであれば、そのような商社マンを見つけて狙ってみると良いかもしれない。
まとめ
商社マンに対する勘違いをまとめると、給料は高いがその分お金を使う人が多いので、貯金が全然ないという人も多い。
残業は規制されていて、フレックスを導入している会社もあるので、激務でブラックというのは過去のことになっている。
接待や飲み会の機会は減ってきていて、最近はお酒を飲まない人も多い。
合コンに行きまくる商社マンもいれば、そうでない商社マンも同じくらいいる。
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