商社マンの労働環境は大きく変わってきており、最近は残業するのも厳しくなっているというのが実態だ。
最近は女性商社マンも増えてきており、総合商社は女性にとっても相当働きやすい環境になってきていると言えるだろう。
ここでは商社マンの労働環境についてみていきたいと思う。
⇒【商社マンの英語・語学力】
商社マンの残業は厳しくなっている
電通をはじめとした過労による問題が顕在化したのをきっかけに、総合商社でも勤務時間に対する制限をもうけている。
現在では残業をする場合には事前に上長に申請が必要であり、原則20時以降の残業は相当な理由がない限りはできない。
土日や祝日の出勤についても同様だ。
会社によってはフレックス勤務を導入しているところもあり、今後はテレワークや在宅勤務も導入していく可能性が高く、ますます労働環境は良くなっていくことだろう。
ただ会社にいかいからと言って100%業務から解放されるという訳でもない。
商社マンは海外と仕事する機会も多いので、時差の関係から夜も自宅から対応しなければいけないということもあるだろう。
ただ以前であれば会社に残ってやっていた業務を、場所を選ばずにできるようになったというだけでも、大きな進歩であると思う。
商社マンが過労で亡くなったケースは?
昔の商社マンは激務で忙しいという人が多く、そういうイメージを持っている人も多いだろう。
今の勤務状況を聞くと驚く人もいると思う。
ただ総合商社も電通のように過労が原因で無くなってしまった人も残念ながらいると思う。
私が勤務していた総合商社ではそのような事件は聞いたことがないが、同業の大手総合商社では入社したばかりの新入社員が長時間労働を強いられてしまい、自ら命を絶った事件があったという話は聞いたことがある。
当時は大々的なニュースになることはなかったので、知らないという人も多いとは思うが、過去には残念ながら悲しい出来事が起こっている。
そのような経験を踏まえて今は残業をしなくてよいように、会社も精いっぱい取り組んでいると言えるだろう。
商社マンの仕事に対するイメージも変わった
今は仕事に対するイメージもどんどん変わってきていると言えるだろう。
昔は会社に長時間いて仕事をしている方が、頑張っているとか偉いとかみなされる風潮があったが、今はなるべく早く帰ってプライベートを楽しみ、その結果仕事でも良いパフォーマンスを発揮するのが理想とされつつある。
このような流れは本当に素晴らしいと思うし、今後も続けてほしいと思う。
私が総合商社に勤務していた時は、フレックスを使うことができたので、週に何回かは16時ころに退社して、その後はプライベートの時間を楽しんでいた。
ある程度の年次であったから仕事も慣れて、後輩も多かったという事情もあるが、そうやって早く帰ってリフレッシュした方が、仕事のパフォーマンスは格段に上がったと実感した。
まとめ
商社マンの過労についてまとめると、今はどこの総合商社も残業に対して厳しくなっており、事前にしないと残業をすることができない。
過去には長時間労働が当たり前の時代もあり、事件となるようなことも残念ながらあったようだが、最近は残業の規制やフレックス勤務の導入で、労働環境は大幅に改善してきている。
私の実体験としても早く帰ってプライベートを充実させた方が仕事のパフォーマンスは上がると実感したので、この取り組みは今後も拡大していくことを期待したい。
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