商社マンであれば外部の会社からヘッドハンティングされたことがある経験がある人はそれなりにいると思われる。同僚から聞いた話も含めれば、海外の会社から国内の会社まで多岐にわたる。
ここでは商社マンはヘッドハンティングされるのか、転職市場での評価は高いのかについてみていきたいと思う。
目次
保険会社からのヘッドハンティング
自分の経験も含めて話すと商社マンでヘッドハンティングされるパターンで一番多いのは、外資系生命保険会社の営業マンだと思われる。プルデンシャル生命やソニー生命などは優秀な営業マンの採用を積極的に行っており、私も電話を受けた経験がある。
実際に知り合いの中でもこれらの保険会社に転職した知り合いも多く、そのほとんどの人たちが結果を出して成功しているように思える。給料は商社マンに比べると安定はしないが、結果を出すことができれば高い報酬を受取ることができるのが魅力的である。
転職エージェントからのヘッドハンティング
その他で多いのが転職エージェントから電話がかかってくるケース。転職エージェントは転職を成立されることで報酬を得るため、人材を常に探しており、優秀な人材が多い商社マンはターゲットになりやすいと言えるだろう。
実際に転職市場を見てみても、総合商社での勤務経験はプラスに働くことが多いと思われる。国内のメーカーであれば海外と仕事をしたことがある人材は少ないため、海外展開を行っていくのであれば商社マンが適任になることは多い。
海外からのヘッドハンティング
私は経験がないが同期の事例では海外の会社からヘッドハンティングを受けたという話も聞いたことがある。いきなり電話がかかってきて英語でヘッドハンティングの話があったようだ。
ただその同期は入社間もなくスキルもなかったため、なぜヘッドハンティングの電話がかかってきたのかわからず、最終的には断っていた。あまり聞いたことはないが、このように海外からヘッドハンティングされるケースもあるようだ。
取引先からのヘッドハンティング
商社マンとして仕事をしていれば多くの企業や人と接する機会があるため、取引先からヘッドハンティングされることもある。実際に私の同期では取引先からヘッドハンティングされて、転職したというケースがある。
ただその後もその商社と取引を継続していくのであれば、取引先もそこから人材を引き抜くとその後の取引に影響が出る可能性があるため、あまり積極的には行っておらず、レアなケースと言えるだろう。
総合商社からのヘッドハンティング
競合である総合商社からヘッドハンティングされるケースは非常にまれである。特にルールがあるわけではないが、暗黙の了解としてお互い貴重な人材には手を出さないというのがあるように思われるくらいだ。
競合他社に転職する事例が無いわけではないが、その場合は本人が主体的になって動くケースがほとんどである。ただ同じ業界で仕事をしていればその後も顔をあわせることがあるため、仕事のやりにくさは残ってしまうかもしれない。
まとめ
商社マンは待遇が良いことからあまり転職する人はいないというのが現実である。日本ではまだ転職することが一般的にはなっていないのが要因だと思われ、取引先や競合他社に転職するというケースはまれである。
ただ総合商社で働いていれば何らかの形でヘッドハンティングを受けるケースがあることだろう。
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