総合商社では副業を禁止しているケースが多く、私が勤務していた会社は副業することができなかった。総合商社によっては社内副業というわけのわからない制度を設けているところもあるようだ。
ただこれからの時代は政府も副業を推奨しているし、商社マンの副業も解禁される可能性が高く、早いうちから取り組んでおいた方が良いだろう。
ここでは商社マンが副業をはじめたほうが良い理由、おすすめの副業についてみていきたいと思う。
⇒【商社マンの英語・語学力】
目次
商社マンが副業をはじめたほうが良い理由
商社マンは年収が高いため副業をする必要がないと考えている人も多いかもしれないが、リスクが高いビジネスモデルであるため、いつ業績が傾いてもおかしくない。実際2000年前後には「商社不要論」というのが存在した時代もあり、倒産しかけた総合商社もあった。
商社マンは業績が悪くなればボーナスに大きく影響するため、年収は下がり、生活に影響が出る可能性が高い。
会社に副業はばれない
総合商社では副業を認めていないという会社も多いとは思うが、それでもいつ会社が傾いても良いように副業は始めておいた方が良い。
年間20万円までの収入であれば確定申告は不要だし、それ以上稼いで確定申告しても住民税を給与天引きではなく分離納税にすれば、会社に副業収入があることを知られることはない。
総合商社も副業を解禁する可能性が高い
政府として副業を推奨しているため、現在は多くの企業が副業を解禁してきている。遅かれ早かれ総合商社もこの流れに乗る可能性が高く、そうなった時に一気に動き出せるように準備を進めておいた方が良いだろう。
副業と言ってもアルバイトのように時間を切り売りするようなものであればすぐに始めることができるが、自分で商品やサービスを売るような場合には売り上げが発生するまでに時間がかかるため、早めに取り掛かることが望ましい。
商社マンが取り組むべき副業
商社マンが副業をやるのであれば、アルバイトのようなものよりも自分のモノやサービスを販売するようなものが望ましい。短期的に少ないお金を稼ぐよりも、長期的に稼げる仕組みを作ることに注力した方が良いだろう。
副業と言ってもしっかりとしたビジネスであるため、片手間で儲かると思って取り組むと失敗してしまう。最初は収益を生まなくても長期間取り組むという強い意志が必要になってくる。
商社マンのおすすめの副業
副業として望ましいのは、初期投資がかからずに始められるものである。最近であればブログやサイト構築など、自分の体験などを記事にしてアップするのが、費用も掛からずに手軽にはじめられるのでおすすめだ。
商社マンで人脈が広い人は、その人脈を使って婚活パーティーや街コンなどのイベントビジネスをやってみるもの面白いかもしれない。
商社マンに不動産投資はおすすめ
商社マンに不動産投資はおすすめだ。私は実際に商社マン時代から不動産投資に取り組んでおり、他の人よりも有利な条件で進めることができたと思っている。
商社マンは年収が高いため、金融機関からの評価も高く、融資が組みやすいというメリットがある。不動産投資は金額が大きいため失敗した時にリスクはあるが、しっかりと勉強して、自己資金を貯めて取り組めば、大きな資産を築くことが可能となる。
不動産投資は副業に該当するかは微妙なところではあるが、株式投資と同じようなものであるし、私は商社マン時代に不動産投資で問題になったことはない。
まとめ
商社マンは給料が高いため、すぐに副業を始める理由はないかもしれないが、時代の流れとして副業が解禁されていくので、早期に取り組んだ方が良いだろう。
簡単に収益を上げられるものではないが、時間をかけて取り組めば自分の時間を投入しなくても稼げる仕組みを作りだせる可能性がある。
会社が副業を認めていなくても、今後解禁する可能性は高く、早めに取り組んだ方が良いと思う。
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