現在の総合商社は好業績で、ほとんどの会社が2018年度も過去最高益を更新する見通しとなっており、それに伴って人材不足から中途採用で総合商社に転職する人も増えている。
私が見てきた総合商社に転職してくる人の職業としては、公認会計士や弁護士などの士業の人もいれば、他商社から来る人、全く別の業界から来る人とさまざまであった。
総合商社に転職する理由として多いのが、高い給与や仕事のやりがいを求めるパターン。
ここでは総合商社に転職してくる人についてみていきたいと思う。
公認会計士・弁護士の転職が多い
総合商社に転職してくる人の職業で、一番多いと感じたのは公認会計士のパターン。ほとんどのケースでは経理に所属することが多いが、最近では営業部でも投資案件などを扱う場合には、高度な会計の知識が必要とされるため、営業に所属するというケースもあった。
その他にも弁護士が法務部だったり、営業部に転職してくるケースも散見された。
総合商社内での転職もある
同じ業界内での転職というケースも多い。ただこのパターンで一般的なのが、下位商社から上位商社に転職するケース。
同じ業界内での転職であれば、純利益ランキングで上位の三菱商事・伊藤忠・三井物産などが人気であり、次いで住友商事・丸紅という形になる。
同業界での転職は多少のやりづらさはあるものの、今までの知識や経験が活かしやすいというメリットがある。
関係ない業界からの転職
あとは全く関係ない業界からくるというケースもあるが、この場合は年齢もある程度若いことが条件になってくることが多い。イメージとしては20代中盤からせいぜい30代前半。
今までの知識や経験が全く役に立たないわけではないが、基本的には新しい分野への挑戦となることが多いため、年齢が若い方が適応しやすいと言えるだろう。
総合商社に転職する理由①
総合商社に転職してくる理由として一番多いのは、やはり給与となる。公認会計士や弁護士なども高給のイメージではあるが、仕事が激務の割には給与が少なかったりするようだ。
現在の総合商社は好業績が続いているため、支給されるボーナスの金額も過去最高水準になっている。そのため、日系企業で総合商社より給与が高いところを見つけるのは、容易ではない。
総合商社に転職する理由②
総合商社に転職する理由として、仕事のやりがいや働きやすさを求めるケースもある。商社マンは金額的にも規模的にも大きな仕事に携わることができるケースもあるので、やりがいをもって仕事をしている人は多い。
また総合商社の労働環境は一気に改善してきており、残業なども減ってきている。特に公認会計士や弁護士からしたら、総合商社の労働環境は相当良く見えるようだ。
まとめ
総合商社は業績拡大に伴って優秀な人材を求めており、最近は多くの人が中途採用で入社している。傾向としては公認会計士の人が転職するケースが多い気はするものの、さまざまな人材を求めているので、気になる場合にはチャレンジしてみると良いだろう。
総合商社に転職することで給与はほとんどのケースで上がると思うし、労働環境も改善することが多いと思う。
<こんな記事も読まれています>
⇒【商社マンとメーカー営業の違いや特徴】
⇒【商社マンは宴会芸が必須!?】
⇒【大手総合商社とは?年収の実態は?】
⇒【女性商社マンの割合や仕事内容は?】
⇒【商社マンから転職・退職する理由】
⇒【<体験談>商社マンから起業する理由】
⇒【商社マンの仕事はきつてつらい?】
⇒【商社マンの勤務時間はどのくらい?】
⇒【商社マンの企業・年収ランキング】
⇒【商社マンのボーナス金額の決まり方】
この記事へのコメントはありません。