総合商社の中でも圧倒的な地位を築き、誰もが憧れる超一流企業の三菱商事。
三菱商事では概ね入社5年目の27歳くらいに年収が1,000万円の大台に乗り、40歳を過ぎた頃には2,000万円も視野に入ってくる。
退職金と年金は総額で9,000万円を超えると言われており、老後の生活も安泰である。
ここでは三菱商事の給与制度、退職金・年金制度についてみていきたいと思う。
目次
三菱商事の国内勤務年収
三菱商事の国内勤務の場合の目安年収は以下の通り。
年収は会社の業績などによって大きく変わっては来るが、新入社員は入社8年目~10年目まではほぼ年功序列であり、ほとんど差はつかない仕組みとなっている。
大学院卒業者は大学卒業年次に換算されることとなり、新入社員で入社した場合には3年目の給与からスタートする。
新卒1年目の給料は他の企業とあまり差はないが、入社2年目以降からは大きく上昇し、概ね入社5年目で大台の1,000万円に到達する。
入社10年目でマネージャー(P3)に昇格
大卒の場合は入社9年目か10年目にマネージャー(P3)に昇格し、年収は1,500万円を突破する。これ以降は同期でも部の業績や個人の成績で100万円単位の年収の差が発生することはあるが、ほぼ全ての総合職社員が同時期にマネージャー(P3)には昇格することができる。
マネージャー(P3)に昇格すると基本的には残業代はつかない。
⇒【商社マンの会社別の特徴】
入社15年目以降でマネージャー(P3)に昇格
早ければ入社15年目となる37歳くらいでマネージャー(P2)に昇格することができ、年収は1,700~1,800万円が目安となる。
マネージャー(P2)への昇格は5年程度の差が発生することがあるが、基本的には全ての総合職社員が昇格することができる。
入社20年目以降でチームリーダー(P1)に昇格
早ければ入社20年目となる42歳くらいでチームリーダー(P1)に昇格することができ、年収は2,000万円が視野に入ってくる。
チームリーダー(P1)へは総合職社員全員が昇格できるわけではなく、全体の半数程度というイメージ。
入社25年目以降で部長(SP)に昇格
早ければ入社25年目となる47歳くらいで部長(SP)に昇格することができ、年収は2,300~2,600万円が目安となってくる。部長(SP)に昇格することができるのは、全体の20%程度。
部長(SP)への昇格は試験があるわけではなく、日々の仕事ぶりから評価されて昇格することとなる。
三菱商事の退職金・年金制度
三菱商事で新卒から定年となる60歳まで勤務した場合、「退職金」は2,000万円程度となる。
年金は「企業年金」と「確定拠出年金(401K)」となっている。「企業年金」は65歳から受給することが可能で、金額は年間160万円程度。85歳まで20年間受給するとなると総額は約3,200万円。
「確定拠出年金(401K)」の年間拠出額は33万円であり、新卒から定年まで平均利回り5%で運用すれば、総額4,000万円となる。
「退職金」「企業年金」「確定拠出年金(401K)」の合計は約9,200万円であり、もし定年時に貯蓄が一切なくても、生活に不自由することはない。これ以外にも国民年金を受給することができる。
まとめ
誰もが憧れる三菱商事の給与制度、退職金・年金制度は充実しており、一度入社してしまえば老後も含めて生活は安泰と言えるだろう。
年収2,000万円は全ての総合職社員が狙えるというわけではないが、1,700~1,800万円は達成可能であり、商社マンの人気が高いのも納得だ。
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