2018年7大商社の大学別就職者数ランキングは、1位が慶應義塾大学、2位が早稲田大学、3位が東京大学となっており、商社マンの多くは難関大学卒業であることがわかるだろう。
引用:週刊東洋経済 2018年11月17日号
ここでは商社マンの出身大学についてみていきたいと思う。
商社マンの出身大学トップ5
7大商社の大学別就職ランキング上位20を見ると、1位の慶應義塾大学が190名、2位の早稲田大学が141名と私立大学とトップ2が100名以上となっている。
3位は東京大学で76名、4位は京都大学で54名、5位は一橋大学で49名で、私の経験から言っても、同期はこのあたりの大学出身が多かった。
商社マンになるための出身大学
商社マンの出身大学を見てみると6位以降も有名な国立大学や私立大学がランクインしている。
総合商社の採用担当としても、できる限り多くの学生を見て、優秀な学生を採用したいとは思っているものの、現実的にすべての学生を見ることは不可能であり、ある程度大学でスクリーニングせざるを得ない。
残念ながらここにある上位20大学に入っていなければ、総合商社に新卒で内定するのはかなり厳しいと思う。
総合商社に入社するにはOB・OG訪問
どうしても総合商社に入社したいが、上位20大学に入っていない場合も、可能性はゼロではないのであきらめないでほしい。
他の学生と同じように就職活動をしていては難しいので、とりあえずひたらすらOB・OG訪問をやるようにした方が良いだろう。
OB・OG訪問を行えば、社員は人事部に対して報告を上げる必要があるので、志望度の高い学生であることがわかるし、社員からの印象が良ければ、採用した方が良い学生として推薦される可能性もある。
⇒【OB/OG訪問のメリット】
OB・OG訪問回数で学生トップを目指す
総合商社への内定者があまりいないような大学で、OB・OG訪問を行っていくのであれば、全ての会社に幅広くやっていくよりは、2社くらいに絞ってOB・OG訪問をやっていくのが良いと思う。
学生の中でOB・OG訪問回数が1位となるくらいを目指した方が良いだろう。1社だけだと筆記試験で落ちてしまう可能性もあるので、2~3社あった方が望ましいが、とりあえずは学生の中でトップを目指すと良いだろう。
中途採用で総合商社に転職
新卒で総合商社に内定することが難しくても、今は中途採用を積極的に行っている会社が多いので、数年間他の業界でスキルを磨いてから転職するというのも1つの選択肢である。
ここ最近は総合商社も業績が良いので、今後も人材不足は続いて、中途採用者数は増加していくことが予想される。
新卒で入社できなかったからといって総合商社の道が閉ざされたわけではないので、あきらめないでチャレンジしてほしい。
⇒【商社マンの会社別の特徴】
まとめ
商社マンには難関大学出身の人が多いが、それらの大学には学生の人数も多いため、学生間の競争も激しいため、内定を勝ち取るのは簡単ではない。
総合商社への内定者を多く輩出している大学でも、そうではない大学であっても、OB・OG訪問をやっていくのが内定への近道だと思うので、是非時間の許す限り積極的にやってほしいと思う。
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