私が勤めていた総合商社の勤務時間は9時15分~17時30分が定時で、昼休みが1時間あるので、実質労働時間は1日あたり7時間15分だった。
一般的な会社の勤務時間は8時間以上であることが多く、商社マンは短いと言えるだろう。
ここでは商社マンの勤務時間についてみていきたいと思う。
商社マンの残業は減少傾向。会社は早朝残業を推奨。
定時としては9時15分からであるが、もちろん朝早くから来て仕事をしている人もいる。
私も入社してすぐの若手の頃は8時30分には出社していることが多かったが、これは他のサラリーマンと比較しても特段早いというわけではないだろう。
そして早く出社した分については早朝残業をしっかりと付けることができたので、特に不満はなかった。
最近では会社も早朝の残業を推奨しており、早めにくれば朝食を支給するというサービスをはじめている。
仕事終わりは17時30分であるが、若手の頃はもちろん残業することが多かった。
この残業ももちろんしっかり残業代が出ていた。
また最近では会社は残業を規制するようになってきており、残業するためには事前の申請が必要であったり、平日20時以降の残業は原則できないようになっている。
もちろん会社も1人当たりの業務量が多くならず、早く帰れるようにと人材を増やしており、以前と比べると勤務時間は相当短くなったと言えるだろう。
⇒【商社マンの休日の過ごし方】
フレックス制度を導入している総合商社もある
総合商社が残業に対してうるさくなってからは、私は基本的に定時ぎりぎりの9時15分に出社して、週2・3回はフレックスを活用して16時前に退社、残りは17時半から18時に退社するという感じになっていた。
これでは勤務時間が足りなくなるのではと思う人がいると思うが、入社10年目くらいになると管理職扱いとなるため、厳密にいえば何時に来て何時に帰っても良くなる。
もちろん周りの目があるので、そんな自由な人はいないが、私が所属していた営業部門ではフレックス制度を導入し、活用を推奨していたので積極的に利用することができた。
もちろんある程度の年次になって仕事を覚えたり、若手が増えたことによって仕事の負担が減ったという理由はあるものの、ここまで労働時間が短いということに驚く人は多いだろう。
今の商社は完全にホワイト企業になっているところが多い。
最近の商社マンの労働時間
若手の頃は仕事で覚えることが多いため、なかなか毎日定時に帰るというのは難しいかもしれないが、残業の規制があるため基本的にはどんなに遅くても20時には退社することになるだろう。
もし定時の9時15分に出社して20時に退社すれば勤務時間は9時間45分と短いわけではないが、長すぎるという訳ではないだろう。
そしてこれは最大のケースであり、実態はもっと早く帰れることが多いはずだ。
またもし残業になったとしてもしっかりと残業代は支給されるので、ブラック労働を心配する必要はない。
私は管理職になったときはフレックスを積極的に活用していたので、1日の労働時間は平均6時間程度だった。
もちろん会社を出てからも携帯から対応することはあったが、会社に拘束される時間が短いと、プライベートも充実するので最高の環境と言えるだろう。
まとめ
商社マンの労働時間についてまとめると、定時は9時15分~19時半で7時間15分(途中1時間の昼休み休憩)。
現在は残業に事前申請がいるなど、規制が厳しくなっており、基本的には20時以降の残業は禁止となっている。
そのためどんなに遅くても1日あたりの労働時間は10時間程度。
年次が上になって仕事に慣れてくると、効率も上がってくるため、退社時間はどんどん早くなっていく。
フレックス制度を導入している総合商社もあり、労働環境は大幅に改善している。
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