商社マンとは一般的に総合商社に勤務する人のことを指すが、2019年3月期の純利益ベースで並べると、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅という順番になる。
商社マンのボーナスは業績連動となるため、基本的には年収についてもこの順番通りと考えて問題ないだろう。
それではランキングについてもう少し掘り下げてみていきたいと思う。
総合商社は過去最高益で業績好調
5大商社は今、過去最高益を更新している会社が多く、絶好調の状況だ。
2019年3月期決算見通しの純利益で見た場合、三菱商事は6,000億円、伊藤忠商事は5,000億円、三井物産は4,200億円、住友商事は3,200億円、丸紅は2,300億円を見込んでいる。
5社合計では過去最高の2兆円を突破する見込み。
日本の上場企業で見た場合、トヨタは2兆1,200億円、ソフトバンクは1兆389億円と上位はずば抜けているものの、三菱商事は9位、伊藤忠商事は11位となる見込みだ。
従業員の数や資産規模を考えると総合商社の収益力は相当高いことがわかる。
三菱商事はみずほフィナンシャルグループをも上回っている。
商社マンの給料も過去最高の水準へ
商社マンの年収は40歳前後で1,200万円~1,400万円というのが会社から発表されている数字であるが、実態はもっと多い。
20代後半で1,000万円に到達し、今の業績であれば30代前半で1,400万円以上となるだろう。
それ以降の給与の伸びは鈍化し、出世できるかどうかによって大きく変わってくるが、生涯年収は平均で見ても5億円は超えてくる水準である。
商社マンは業績連動のボーナスの割合が大きく、今の業績であれば15ヶ月~20ヶ月くらいのボーナスが出ていてもおかしくないだろう。
私が勤務していた2016年~2017年ころでも12ヶ月以上出ていたというのが実態だった。
学生が商社に入るべき理由
もし総合商社に入社を考えている学生がいるのであれば、是非ともトライしてみることをおすすめする。
給与という面で見れば、外資系金融やコンサルの方が良いかもしれないが、採用の枠が少なすぎて難しいだろう。
総合商社であれば毎年700人~800人程度の採用を行っており、それでも人気はあるから倍率は高いものの、チャレンジしてみる価値は十分になる。
若いうちから高い給料がもらえるし、スケールの大きな仕事ができるし、うまくいけば若手のうちから海外の経験をうることができる。
これらの経験はお金には変えることができない、人生において貴重なものとなるはずだ。
その後の人生の選択肢や可能性も大きく増えることだろう。
まとめ
総合商社の業績は過去最高を更新する見込みで、今後も拡大が期待されている。
それにあわせて給料も過去最高となる見込みで、通常のサラリーマンでは考えられないようなボーナスが支給されることだろう。
総合商社で働いた経験は貴重で、他では味わえないようなことがたくさんあった。
興味のある学生は是非とも採用にチャンレジしてほしいと思う。
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