商社マンに最低限必要なスキルは会計の知識と英語力、資格でいえば簿記とTOEICだろう。
この2つはどこの総合商社でも入社後の取得を必須としているはずだ。
もちろん部署によって必要なスキルや資格というのは異なってくるが、商社マン全体としてよく使うものとしては会計と英語だろう。
ここでは商社マンにおすすめの資格についてみていきたいと思う。
⇒【商社マンの英語・語学力】
「簿記3級」と「TOEIC730点」は商社マンに必須
私が勤務していた総合商社では「簿記3級」と「TOEIC730点」以上が社内で必要な資格であった。
これらは両方とも入社数年以内(具体的な数字は会社を特定されてしまうのでふせておく)で取得する必要があり、取得できないとそれ以降は昇給できなくなるし、基本的には海外出張も行くことができなかった。
上司が必要と判断すればこれらの資格を持っていなくても、海外出張に行くというケースはたまにあった。
あと海外駐在にも出ることができないので、入社時に取っていないのであれば早い段階で取っておくことをおすすめする。
だらだらと何年も勉強し続けるというのは効率が悪いし、スマートではない。
簿記はTOEICも合格に向けたスクールがあるので、効率的に短期間で勉強したい場合は通っても良いだろう。
費用はかかってしまうが、万が一昇給できないとなると、その損失は1年間で100万円以上、その差が退職するまで続く可能性があるので、かなりの金額となってしまう。
商社内定者や転職希望者は資格を取った方が良い?
学生で商社志望の人や、社会人で商社に転職を考えている人は、資格の取得を考えることがあるだろう。
内定者の学生の場合は、どうせ入社後に取ることが必要なので、理想としては卒業までに取得しておくことが望ましいが、他にやりたいことがあれば無理する必要はないだろう。
社会人になってからでも勉強はすることはできるので、学生で時間のあるうちにしかできないことがあれば、そちらを優先しても何ら問題ない。
資格は商社内定には関係ない
就職活動の時に資格を保有していた方が有利と考える人はいるが、正直「簿記3級」も「TOEIC730点」もそこまで誇ることができるものではないため、大して影響はないだろう。
「簿記2級」以上や「TOEIC900点」以上とかであれば、やるなという印象を与えることができるかもしれないが、それが直接的に採用に関係するという可能性は少ないと思う。
資格は勉強すればほとんどの人が取得することができるし、それ以外のその人の人間性とか考え方といったところの方が重要視されるだろう。
まとめ
商社マンにおすすめの資格についてまとめると、「簿記三級」と「TOEIC730点」。
厳密にはおすすめというよりは社内で必要な資格であり、入社数年以内に取得しないと昇給できないし、海外出張や駐在にも行くことができない。
もし内定者で時間があるのであれば卒業までに取っておくのが良いだろう。
これから就職活動をする学生は、資格がなくても採用には影響ないので心配しないでほしい。
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