商社マンは給料が良いので、その点からみれば勝ち組ということができるだろう。
おそらく周りの友達からも羨ましいと思われるはずである。
商社マンの年収であれば都内に住みながら専業主婦になることもできるし、海外駐在になれば優雅な生活を送れる可能性もあるだろう。
ここでは夫が商社マンだと勝ち組かについてみていきたいと思う。
⇒【商社マンの妻の生活】
商社マンは給料高いが生活コストも高くて貯金がない人も多い
今の商社は業績が好調なので、20代後半で年収は1,000万円に到達し、30歳をすぎれば1,300万円～1,400万円貰っている人がほとんどであろう。
平均年収と比較すればかなり高い給与水準であるため、都心に住むこともできるし、仕事を辞めて専業主婦になることも可能だろう。
私の知り合いでは9,000万円の住宅ローンを組んで都心に一戸建てを買ったり、高級マンションを購入するという人も少なくない。
ここまで聞くと相当良い生活ができるような気がしてくると思うが、実態としては年収が1,000万円を超えてくると、累進課税で所得税も高くなってしまうので、思ったほど手残りも多くないというのも事実である。
ただ独身時代は使えるお金も多かったので派手な生活をしている人も多く、結婚後も生活水準を落とすことができずにぜいたくをしている商社マン夫婦は多い。
⇒【商社マンの結婚は早い？】
商社マンの高給はいつまで続くかわからない
生活面だけをみれば誰もが憧れるものだとは思うが、商社マンは高給取りでありながらも、貯金が全然ないという人も多い。
商社の業績が好調であり続ければ、ボーナスも増え続けるためあまり問題にはならないと思うが、2000年代には潰れかけた商社もあり、今後もずっと好業績を維持できるかはわからない。
一旦生活水準は上げてしまうとなかなか下げるのは難しいものであるが、今の状況に甘えずに長期的な視点を持って資産形成に取り組んだ方が良いだろう。
平均的な生活に戻すだけでも、商社マンの給料であれば相当な金額の貯金をすることができる。
今の生活であれば確かに勝ち組かもしれないが、将来的には何かあった際には一気に負け組になってしまう可能性があるので、しっかりと準備をすすめていくことをおすすめする。
海外駐在時にはぜいたくな生活をすることができる
商社マンの妻が唯一、生活を気にすることなくぜいたくな生活を送れるとしたら、海外駐在時である。
駐在の場所にもよるが運が良ければお手伝いさんが付いて家事は全くしなくてよく、外出時には運転手付きで移動も快適という生活が待っているかもしれない。
海外駐在時にはお金を使う機会も少なくなると思うので、貯金を一気に増やすチャンスでもある。
駐在員妻生活を存分に楽しみながらも、将来に向けて資産形成に取り組んでいくと良いだろう。
まとめ
商社マンを夫にすれば確かに給料が良いが、消費も多くなってしまうので注意が必要だ。
そのような派手な生活を勝ち組と考える人もいるかもしれないが、商社もいつ業績が悪くなって給料が下がるのかわからないので、しっかりと考えておいた方が良いだろう。
唯一勝ち組の生活ができるとすれば、海外駐在時。その時は存分に楽な生活を楽しむと良いだろう。
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