商社マンと言えば男性のイメージが強いと思うが、最近では女性商社マンの割合も増えている。
総合職で入社する新入社員のうち、20%~25%は女性商社マンというイメージだろう。
まだ女性商社マンが役員になったケースというのは聞いたことがないが、今後人事材の多様化が進むにつれ、本人が希望すればなれるといった時代もそう遠くない気がする。
ここでは女性商社マンについてみていきたいと思う。
⇒【商社マンの英語・語学力】
女性商社マンの仕事内容は男性と同じ
商社には総合職と一般職の2職種が存在するが、営業事務などを担当する一般職は基本的に女性しかいない。
いわゆる商社マンと呼ばれるのは総合職の方で、最近では女性の割合も増えてきている。
元々商社マンといえば男性が夜遅くまで働いているというイメージが強かったが、最近は労働環境も大きく改善し、女性も働きやすい職場となっている。
女性商社マンがやる仕事は男性と変わらないが、やはり割合としては営業部門よりもコーポレート部門に配属されることが多い。
現在でも営業で活躍している女性商社マンもいるため、今後本人が希望すれば営業に配属されるケースが増えていくことだろう。
女性商社マンにも海外駐在の機会は平等
女性商社マンでも海外駐在を経験している人は多く、その辺は男性と差別なく業務を任されている。
最近の商社マンは若手のうちから2年程度の語学研修や実務研修に出るケースも多く、女性商社マンに対しても平等に機会が与えられている。
なかなか女性で商社に興味を持っていても、そもそも先輩が少なくてOG訪問などもできなく、話が聞くことができなくて困っているという人も多いだろう。
私は男性であるため男性目線でしか話すことができないので、是非とも女性商社マンの話を直接聞く機会をもってほしいと思うが、海外駐在や研修を希望すれば行けるチャンスは十分にあるだろう。
女性商社マンの結婚・出産・産休
女性商社マンの仕事内容は男性と変わらないが、産休などはしっかりと取得することができるので安心して欲しい。
商社も優秀な人材を集めていくためには、女性や外国人の登用というのは強く意識しており、いかに働きやすい環境を作るかというのは重要である。
女性であれば結婚・出産で仕事を離れなければいけない場合があれば、会社は柔軟に対応してくれる。
私の同期の女性商社マンは妊娠中や産休復帰後も時短勤務で10時出社・16時退社という人もいたので、その点は安心して良いだろう。
ただ女性商社マンの中には結婚や出産を機に退職するという場合もある。
旦那さんが同じ商社マンであれば海外駐在についていくということもあるが、その場合は休職という制度を使うこともできるので、制度について知りたければ人事部や先輩社員に聞いてみると良いだろう。
女性役員はいないが女性課長はいる
現時点では女性商社マンが役員になったケースというのはないと思うが、私が勤務していた総合商社では女性課長は何人かいた。
人数としては少ないが、それは女性商社マンで課長になる年次の人が少ないことに起因していると思う。
今は新卒で入社する女性商社マンの割合も増えているので、今後10年以内には女性課長の割合も増えてくるだろう。
そして女性役員が誕生するのも時間の問題であると思われる。
女性や外国人をうまく活用できない商社は今後生き残っていくのが難しくなっていくだろう。
まとめ
商社マンは男性のイメージが強いと思うが、今は女性商社マンの割合も徐々に増えてきており、活躍している人も多い。
どちらかというとまだ営業部門よりもコーポレート部門の方が多いが、本院が希望すれば営業部門で活躍することも十分に可能である。
是非女性ならではの視点で商社ビジネスを拡大していってほしい。
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