大手総合商社とは、三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅のことを指し、これらを総称して5大商社と呼ぶこともある。
また5大商社に双日と豊田通商も加えて、7大商社と呼ぶこともあるが、一般的には商社・商社マンと言えば5大商社のことを指すことが多い。
商社マンの給料は一般的に高いと言われるが、ランキングなどで公表されているデータは本当なのだろうか?
ここでは大手総合商社、商社マンの給料についてみていきたいと思う。
総合商社の順位は当期純利益で見る
総合商社は業界5位までが大手として認識されているが、他の業界ではあまりなく、珍しいと言えるだろう。
総合商社で順位を見る場合には、「当期純利益」が指標となることが多い。
1位は三菱商事で2018年3月期決算の当期純利益は5,602億円。
2位は三井物産で4,185億円、3位は伊藤忠商事で4,003億円と僅差で続く。
4位は住友商事で3,085億円、5位は丸紅で2,113億円となっている。
2019年3月期決算見通しでは伊藤忠商事が三井物産を抜いて2位になる見込みで、それ以外の順位には変動はない。
商社マンの年収の実態。会社公表データは嘘?
業績は好調であるが社員の給与はどの程度なのだろうか?
会社が公表しているデータによれば40歳時点の平均年収は1,200万円~1,400万円となっている。
だが私が総合商社に勤務していた経験から話すと、今の業績であれば30歳で1,300万円~1,400万円は超えてくるだろう。
総合商社はボーナスの割合が大きく、1年で12ヶ月を超えてくることも珍しくないので、業績に大きく左右はされるが、今の業績であれば15ヶ月とか出ている商社があってもおかしくはないだろう。
会社が公表する年収のデータは、一般職であったり、派遣社員などの給与も計算の対象に入っていると思われ、実態よりは低く出てしまうのかもしれない。
これはおそらく他の業界や会社でも同じだと思う。
商社マンの年代別年収のイメージ
商社マンは20代で年収1,000万円に到達するが、それ以降の伸びは遅くなってしまう。
30代前半で1,300万円~1,400万円となるが、そこから30代後半から40歳前後で課長になっても1,600万円~1,800万円、40歳後半で部長になって2,000万円を超えてくるというイメージである。
課長以上になると業績や成果評価によってボーナスの金額が大きく変わってくるため、人によって年収が全然違うということもあるだろう。
ちなみに若手の頃はどれくらい残業をするかによって年収は大きく変わってくる。
今は残業が厳しくなったので少なくはなっているが、私の頃であれば月60時間くらいの残業をすれば入社5年目~6年目に年収1,000万円に到達した。
入社2年目からは1回のボーナスが100万円を超えていた。
まとめ
商社マン・大手総合商社と言えば5大商社のことを指すことが多い。
商社マンの年収は一般的に高いと言われているが、実態は会社が公表しているデータよりも大幅に高くなっている。
ボーナスの割合が高いので、業績に大きく左右されるが、1,000万円への到達はかなり早い方と言えるだろう。
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