私が総合商社で営業をやっていた経験からすると、楽だとは言わないが世間にはもっと厳しい世界があると思っている。
もちろん予算など数字の目標はあるが、フルコミッション型の営業と比較すれば、給料に与えるインパクトは少なく、そこまで大きなプレッシャーとは感じたことはなかった。
接待については完全に業界とお客さん次第であるが、最近では会社も交際費について厳しくなってきており、接待すれば必ず商売につながるという風潮もなくなりつつあるので、多くの人がイメージしているような毎日遅くまで飲み歩くというのは少なくなってきている。
それでは商社マンの営業の実態について、もう少し紹介していこうと思う。
⇒【商社マンは嘘つきが多い?】
商社マンの営業より厳しい仕事はいっぱいある
私がやっていた営業が個人でやる営業というよりも、複数の社員と業務を分担して行うタイプのものであったため、チームとして予算について言われることはあっても、一人一人が言われることはほぼなかった。
あまり無理なことを言わない良い上司に当たったからなのかもしれないが、普通に一生懸命かつ真剣に業務に取り組んでいる姿勢を見せれば、文句を言われるということもなかった気がする。
予算は定量化でるため評価をするにあたっては非常にわかりやすいバロメーターではあるが、予算を達成したからといって給料が大きく増えるわけでもなく、また未達だからといって大きく減るわけでもなかった。
商社マンの営業は楽であるとは思わないが、他にももっと大変な営業はいくらでもあるだろう。
商社マンの接待は少なくなっている
昔の商社マンはお客さんを毎晩接待して、朝まで飲み歩いてタクシーチケットを渡して解散という時代があったのかもしれないが、今はそんなことはほとんどない。
商社も交際費に対しては相当厳しくなってきており、使うためには誰とどこに行っていくらくらい使うのかを事前に申請して上司の許可をもらわなければならず、金額も上限が決められているので二次会は行けたとしてもキャバクラとかそういうお店に行くことは難しくなっている。
タクシーチケットについても担当同士の接待では使うことができず、部長や課長が参加する接待であれば用意することがある程度。
今の時代は接待すれば多少高くても買ってくれるというものではない、お客さんの会社も業績は厳しくてコスト意識が高いので、接待よりも安いものを供給しろという流れになっていると言える。
商社マンの営業でもほぼ毎日定時帰り
そんな感じで私は総合商社の営業でありながら、接待はあって週に1回程度で、ほぼ毎日定時に帰宅してプライベートな時間を楽しんでいた。
もちろん最低限の業務をやっていることは大前提であるが、それで上司から文句を言われることもなければ、悪い評価を付けられることもなかった。
むしろ時代の流れ的にはだらだらと無駄な残業をしているよりも、さっさとやるべきことをやって早く帰ることが良しとされつつある。
商社マンの労働環境は相当よくなっていると言えるだろう。
⇒【商社マンは忙しくて激務?】
まとめ
自分の営業の経験から話すことしかできないが、最近では商社で働いていてきついと思ったことはない。
もちろんたまにはトラブルが発生したりして大変だと思うことはあっても、全体としてみれば良い職場環境でストレスもなく自由に仕事ができていると言えるだろう。
他の総合商社や他の部署の営業は詳しくわからないが、私の周りの営業はみんなかんな感じである。
商社マンの仕事も昔とは大きく変わってきている。
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