商社マン入社1年目の仕事内容とは?研修や社内試験、残業は?
商社に入社すると大体1ヶ月程度は新入社員全体でビジネスマナーや英語などの研修を行い、5月のゴールデンウィーク前後に配属されるというケースがほとんどだと思う。
ただ1ヶ月の研修を受けた程度で、配属後いきなり仕事をこなせるわけもなく、しばらくは雑用をやらされながら、仕事の基本を覚えていくことになるだろう。
ここでは私が入社1年目の時、どのような業務を行っていたのかについて、紹介していきたいと思う。
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新入社員研修から配属
私はコモディティーを扱う部署に配属されることとなり、希望が通った形となった。
私の時はまず人事部に対して希望する営業部門とコーポレート部門を3つずつ提出し、まずは人事部が配属する部門を決定。
その後部門にて部署ごとの業務内容の説明を受けたり、子会社を訪問して現場を見せてもらったりして、再度希望の部署を提出し、配属されるという流れであった。
結果的に希望通りの配属となったものの、その商品の知識があるわけでもなく、何をすれば良いか全くわからなかった。
そのためまずやったのは先輩の電話番。しっかり対応できるかはわからなかったが、とりあえず電話が鳴ったらすぐに出るというのを徹底しながら、業務知識を付けるために専門的な本を渡されて読んだり、先輩の外出に同行したりという日々を過ごしていた。
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社内検定試験の勉強や専門書を読み込む
先輩からしてみれば、新入社員に業務を教えるというのは相当手間のかかる作業である。
ただでさえ忙しいのに、教えるとなると何倍も時間がかかることから、直属の先輩からはあんまり時間をとって教えてもらえなかったイメージがある。
むしろ直属の先輩等よりは、一般職や派遣社員の人から業務の基礎を学んでいった気がする。
最初の方はあんまりやることがなかったので、ほぼ定時には帰宅していた日がほとんどであったが、最初の頃は業務というよりも社内検定試験の勉強で忙しかった記憶がある。
社内検定試験は貿易実務や法務、財務といったさまざまな試験科目があり、これらに合格しないと原則海外出張に行くことはできないし、途中から昇給ができなくなるというものであった。
中には期限までに合格することができずに、昇給できない人もいたりした。
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夏ごろから実際の業務を引き継ぎ
夏くらいまでは社内検定試験の勉強をしたり、専門書を読んだり、一般職や派遣社員の人に業務を教えてもらいながら時間が過ぎていき、多少業務の流れがわかったところで、直属の先輩から徐々に業務を引き継ぐ形になっていた。
実際の業務を教わり始めると、わからないことだらけで、残業も徐々に増えていった気がする。
私が配属された部署はトレーディングを行うところであったため、少しでも判断を間違えると数百万円の損失が発生するという、なかなかの緊張感のある仕事であった。
業務を引き継いでからは忙しくはなったが、やっと商社マンとしての仕事がスタートした感じがして、楽しかったという記憶がある。
商社マン1年目のプライベート
業務は徐々に忙しくなってはいったが、プライベートの時間はしっかりとることができていた。
商社マン1年目といえば、浮かれて合コンをやる機会も多いため、私も月数回というペースで参加していた記憶がある。
まだ仕事は覚えたてであったし、先輩がしっかりとフォローしてくれる感じであったため、なんとかこなすことができていて、プライベートも充実していた。
あとは若手特有の仕事として、部署の飲み会の幹事をやる機会も多かった。今思えばこれも商社マンとしてスキルを磨く重要な機会だったのかもしれない。
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まとめ
私の体験談では商社1年目はまだ仕事が全然わからない状態で、残業はあったもののそこまで忙しいという状況ではなかった。
まぁこれは配属される部署によっても全然違ってくるとは思うが、今はさらに残業を失くそうという流れになってきているので、ほぼ残業はないというのが一般的になっているかもしれない。
プライベートも充実していたし、やさしい先輩に囲まれていたので、比較的恵まれた環境で仕事はできていたと思う。
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