商社マンは英語を使ったグローバルな仕事ができ、海外出張や駐在もあり、給料は高いので憧れをもっている人は多い。
就職活動で志望する企業を探す際には、男性であれば一度は商社で働くことを考えるかもしれない。
ここでは商社志望の学生に対するアドバイスを紹介していきたいと思う。
⇒【商社マンの英語・語学力】
総合商社の志望動機
私は総合商社で働いていた経験があるが、志望動機はミーハーすぎて面接では言えるようなものではなかった。
もともと海外が好きだったので海外出張や将来的には駐在もしてみたかったし、英語を使って仕事をするってできる男って感じでかっこいいし、新聞の一面に載るような大きな仕事ができる可能性もあるし、なにより給料が高い。
そんなことがきっかけで興味を持った総合商社だったが、学生の立場からすれば仕事の領域が広すぎて、はっきり言って何をやっているのか全く分からない。
それなのに面接ではやりたい仕事やその理由なんかを聞いてくる。
はっきり言って学生の立場で面接官を納得させられるような理由を答えるというのは、簡単なことではない。
正直、総合商社に10年間ほど勤務していた私でさえも、隣の部署が何をやっているのかよく分かっていなかった、というのが現実だ。
⇒【商社マンの妻の生活】
OB訪問でただ飯を食べよう
総合商社に本気で入社したいと思うのであれば、とにかくOB訪問をしまくって、いろんな人に会ってみることをおすすめする。
なにより飯はおごってもらえるし(一定金額までは会社負担)、一人暮らしであれば使わない手はないだろう。
セミナーに行くのも良いかもしれないが、セミナーで営業経験がない人事部の人の話を聞いたところで、リアルな話を聞くことができない。
OB訪問ではより本音が聞ける可能性があるし、いろんな会社の人に会うことで会社ごとの違いなども見えてくることがあるだろう。
そして面接で「なぜ他社ではなく当社を志望したのですか?」というかなり難易度の高い質問に対しても、「御社の社員のOB訪問で〇〇人お会いして、働いている社員に魅力を感じました」と答えれば、説得力が増すこと間違いなし。
商社はメーカーと違ってモノを作っていないので、人が資産である。
その人を褒められるという事は、会社としてうれしくないわけがない。
⇒【商社マンの結婚は早い?】
予約が取れないセミナーに参加する裏技
会社が主催するセミナーは微妙とは言ったが、まぁ一度くらいは参加してみても良いだろう。
おそらく人事部もセミナーへの参加履歴というのを記録している。
だが問題なのが、商社のセミナーは人気すぎて予約を取るのが難しいということ。
私も予約が取れないことが多々あったが、それでもセミナーに参加できる方法というのを発見した。
それは予約なしでセミナー会場に押し掛けるという方法。
当日ドタキャンで来ない学生は必ずいるし、会社からすればわざわざ来てくれた学生を返すという事はしないだろう。
そして予約もしていないのに来たなんて、本気度が高い学生だと思われる可能性もあるかもしれない。
できれば予約を取るに越したことはないが、予約が取れない場合にはこの方法はおすすめだ。
まとめ
学生が総合商社を志望する理由なんて、私と大差はないと考えている。
ただそのまま面接でいうことはできないので、OB訪問でただ飯を食べながら、志望動機や会社選びのネタを探していくのが良いだろう。最悪飯は食べられるので、時間の無駄にはならないはずだ。
会社主催のセミナーにも一度くらいは参加してみても良いだろう。予約が取れないときは、アポなしで行ってみよう。
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